2018年06月15日
わたくしごとですが、5月の15日間連続講演会の後、ダウンしてしまい、
多くの方々にご迷惑をおかけいたしました。
今、風邪が流行っています。皆様も、くれぐれもお体にはお気をつけください。
さて、聖書の中に、次のような話があります。
そしてエサウは言った、「さあ、立っていこう。わたしが先に行く」。
ヤコブは彼に言った、「ごぞんじのように、子供たちは、かよわく、
また乳を飲ませている羊や牛をわたしが世話をしています。
もし1日でも歩かせ過ぎたら群れはみな死んでしまいます。
わが主よ、どうか、しもべの先においでください。
わたしはわたしの前にいる家畜とこ子供たちの歩みに合わせて、
ゆっくり歩いて行き、セイルでわが主と一緒になりましょう。」
創世記33章12~14節(旧約聖書)
ここに記されているエサウとヤコブは、双子の兄弟でした。
兄エサウが自分のペースで「出かけよう」と弟ヤコブに言ったのに対して、
ヤコブは、「私は、ここにいる家畜や子供たちの歩みに合わせてゆっくり
進みます。」と答えました。ヤコブは、自分のペースに合わせようとするのではなく、
家畜や子供たちのことを気にかけて、自分が合わせていこうとしました。
ヤコブの言葉は、イエス・キリストの姿を私たちにあらわしているように思います。
イエス・キリストは、私たちの気持ちを知ってくださり、私たちの歩みに合わせて
ゆっくりと歩いていてくださるお方です。